かかしです。

 

 

 

 

 

大学生時代に周りの人たちが良く使う言葉に

「はげる」という言葉がありました。

 

今でも使っている人も結構いるかもしれません。

どういう用法で使うかというと

 

「マジやばい、これは”はげる”わー」

 

という使い方がおそらく一番メジャーでしょう・・・。

 

えっ?これだけでは、意味が分からないって?

安心してください僕もです(笑)

 

「はげる」若者言葉の用法

どうやら、若者ことばとしての「はげる(ハゲる・禿げる)」は、

感嘆を示すときに用いられる言葉のようです。

 

なんと、女子高生流行語大賞2016にも選ばれるほど

若者の間では、「はげる」という言葉は浸透しています。

 

つまり、感動したということで、

髪の毛が抜け落ちるほど嬉しい様を表現するのに使われています。

一方で、「はげる」は嫌な感情を表現するときにも使われています。

 

例としては、「テスト勉強つらすぎて、マジはげるわー」

みたいな使い方です。

 

これはストレスが強いために髪の毛が

抜け落ちるという様を感情表現に用いているようです。

こっちの方がイメージとして分かりやすいですね。

 

「はげ」の流行するコミュニティーの言葉の暴力・・・

 

大学時代では、この両方の「はげる」

異常に多用されるコミュニティーに属してしまいまいました。

 

同じコミュニティー内では、自覚なしに使う言葉が似てくるもので

いい意味と悪い意味の両方で使える「はげる」

爆発的な感染力で使用頻度が増えていきました

 

特に女性が使う割合が高く、彼女たちは

自分が薄毛で悩んだりする必要がないから

何気なく使ってきます。

 

一方で、薄毛を気にしている僕はこの「はげ」という言葉を聞くたびに

自分のAGAを抱えた薄毛の頭を思い出し、傷心していました。

 

とくに「はげる」の使用率が異常に高い日には、

 

「ひょっとしたら自分の薄毛のことをバカにしてるんじゃないか?」

 

疑心暗鬼になってしまいました。

 

そうなると、中々そのコミュニティーの

中では落ち着けなくなってしまい、

「はげ」の嵐から逃げるように自然と

距離をとるようになってしまいました。

 

相手に悪意がなくても気にしていることを

いわれ続けるのは、きついものです。

 

薄毛のことを自分で気にならなくなれば何も問題はないのですが・・・

 

悪意のある「はげ」その歴史は紀元前!?

 

一方で、悪意のある「はげ」も世の中にはたくさんあって、

なんとなく、中年男性くらいの人が多く使うイメージがありますが、

 

人を罵倒するのにもこの「はげ」は使われています。

 

この罵倒言葉の「はげ」の歴史は古く

旧約聖書で預言者エリシャが町の子供たちに

「禿げ頭」とバカにされたことが確認できます。

 

このエリシャはこのことに怒り、

子供に呪いをかけてしまいます。

 

それほどまでに昔から

禿げているかどうかは男のプライドに関わる問題だったようです。

 

不思議なことに「はげ」という罵倒は

実際に頭が薄毛やハゲ上がってる人にだけ使われるものではなく、

どんな人にも使われていますよね。

 

しかし、実際に薄毛を気にしている僕みたいな人からすると

相手にその気がなくても心をピンポイントでえぐる罵倒に感じます。

 

さらに言えば、他の誰かが「ハゲ」と罵倒されただけでも

 

自分の薄毛に対して劣等感を感じてしまいます・・・。

 

このような現代にはびこる「はげ」という言葉によって、

薄毛の僕には窮屈に感じる今日この頃でした。

 

かかし