かかしです。

 

今回は、髪の毛で悩んだことのある人なら一度は

気にしたことのあるだろうという話題・・・

「頭皮の脂で髪の毛はハゲるのか?」

について調査報告していきます!!

 

頭皮脂とは何なのか?

 

まずはじめに、頭皮の脂つまり「皮脂」とは何なのでしょうか?

皮脂は辞書的な意味では、

皮脂腺から分泌される中性脂肪などの脂を含んだドロドロとした(流動的な)物質です。

 

この皮脂は美容業界や育毛業界に悪者扱いされることが多いのですが、

皮膚(頭皮も含む)を皮脂が覆うことにより、次のような働きをします。

 

→水分の蒸発を防ぎ、肌に潤いを与える保湿効果

→物理的な刺激で、角質が傷つくのを防ぐ保護効果

→細菌に優先的に皮脂が分解され、脂肪酸になることで細胞の繁殖を抑える防菌効果

 

頭皮脂の臭いを抑えるための改善方法とは?

 

このように頭皮にとっても重要な働きをする皮脂なのですが、

一方で過剰な皮脂は「悪臭の原因」になることがあります。

 

皮脂は多量に蓄積されることによって、

皮脂を分解する雑菌を増殖させ、

酸化された皮脂(過酸化脂質)の量が増えていきます。

 

皮脂自体は無臭であり、無害なのですが、

この過酸化脂質は強い嫌な臭いを発生します。

(料理で繰り返し使われた油が嫌な臭いするのをイメージしてもらえると分かりやすいかも)

 

また、皮脂が蓄積した部分には雑菌が繁殖しやすくなるため

湿疹やふきでもの、ニキビ、アトピーなどを引き起こす原因になります。

 

脂漏性脱毛症の原因は正しいシャンプーを選ぶこと?!

 

そして、脂漏性脱毛症とよばれる

脱毛の原因となることもあります・・・

 

脂漏性脱毛症とは、毛穴につまった皮脂に

常在菌(頭皮にもともといる菌)が異常繁殖することで炎症が生じ

その炎症が毛根周辺にまで至り、髪の毛が抜け落ちていくという症状です。

 

脂漏性脱毛症を治す改善方法

 

この脱毛症のもっとも有効な改善方法は

たまった毛穴にたまった皮脂を取り除くということです。

 

しかし、普段から髪の毛を洗わない人ならともかく

毎日シャンプーをしている人は「ちゃんと洗っているはずなのにー!!」

となると思います。

 

この原因として考えられるのが、皮脂の取り除きすぎです。

 

シャンプーの多くは、洗浄力が強すぎて

髪を洗う時に頭皮の皮脂の多くを洗い流してしまいます。

 

けれども、前にも述べたように皮脂自体には

頭皮を守るための大切な役割があります。

 

そのため、皮脂が取り除かれすぎると体は危険を感じて、

急いで皮脂を補おうと大量の皮脂を分泌し、

逆に頭皮に残る皮脂の量が増加してしまいます。

 

そのため、ただシャンプーをすることは

脂漏性脱毛症の根本的な解決にはなりません。

 

脂漏性皮膚炎や脂漏性脱毛症の改善にはシャンプーの種類を変える

 

そこで、必要になるのはシャンプーの種類を見直すことです。

洗浄力の強い界面活性剤を多く含むシャンプーから、

洗浄力の弱いアミノ系シャンプーに切り替えることで、

皮脂の量を徐々に減らしていくことができます。

 

また、髪の毛のコーティング剤として、シリコンが含まれるシャンプーは

毛穴のつまりを引き起こす要因となるので

脂漏性脱毛症の人やその予防をしたい人は避けるべきです。

 

脂漏性脱毛症はケトコナゾールでAGAの原因となる男性ホルモンの抑制効果もあり?!

 

 

しかし、これらのシャンプーによる改善は時間がかかります。

(脂漏性脱毛症だけでなく、薄毛予防としては有効な方法ですが)

 

もっと手っ取り早く脂漏性脱毛症を改善するには、

頭皮の菌のバランスを整えることです。

 

脂漏性脱毛症の原因は常在菌の異常繁殖なので、

この常在菌へのアプローチの方が有効だったりします。

 

ケトコナゾールやミコナゾール硝酸塩といった

殺菌成分が配合されたシャンプーを使うことで改善する可能性があります。

 

ケトコナゾールはAGAの原因となる

男性ホルモンを抑制する効果もあり

薄毛予防という点では優れていますが、

 

この成分は医薬品に相当していて

国内では医師の処方なしでは購入できないです。

(自己責任の個人輸入ならば購入可能、”ケトコロストシャンプー”などが有名)

 

ミコナゾール硝酸塩の配合された

シャンプーならば大きめのドラッグストアなどでは

売っていることもあります。(当然、ネットでも購入可能)

 

ケトコナゾールやミコナゾールの副作用は?

 

ただし、どちらの成分も肌に合わない、副作用がでるといったことがあるので、

使用する前には薬剤師や医師に相談するのがおススメです。

 

こういった対策方法があるので、頭皮の脂による

薄毛・脱毛の心配はそんなにする必要がないと思います。

 

AGAと脂漏性脱毛症の違いとは?

 

今まで、脂漏性脱毛症の話をしてきましたが、

ここで重大な暴露話があります。

 

それは・・・

 

薄毛に悩む人のうち、脂漏性脱毛症が原因の人は

1%にも満たないということです。

 

つまり、薄毛になった人、予防したい人のほとんどにとっては、

頭皮の脂など関係ない話になります。

 

男性の薄毛の原因のほとんどは遺伝的性質が原因のAGAであり、

皮脂の量など関係なくジヒドロテストステロン(悪玉男性ホルモン)による

ヘアサイクルの乱れによって生じています。

 

つまり、頭皮が脂ぎっていようがいまいが

AGAでハゲるときはハゲルし、

よほどのことがないと皮脂で

ハゲるなんてことはないということです。

 

頭皮の脂が汚いとか、これが薄毛の原因だ!!という宣伝は

嘘といわないまでも、真実からは遠い話

(恐怖を与えて購買意欲をそそる悪質な方法)なので

これらの売り文句を使うシャンプー、薄毛治療はおススメできません。

 

髪の毛が薄くなってきたからといって、

このような悪質な業者の戦略に乗せられて

不毛なお金の消費を続けないためにも

このブログでは知識の提供を続けていきたいと思います。

 

以上、かかしレポートでした。